足場事故
2012.03.22 Thursday
同じ埼玉県で小学校入学を目前に控えた
6歳の男の子が、マンション改修用足場の下敷きになり
亡くなるという悲しい事故が起きてしまいました。
テレビに映っていたお父さんは、私と同じ42歳
同年代の子供を持つ親として、可哀そうで見ていられませんでした。
同じ建築関係の仕事に就くものとして
なぜ建物と固定しないような足場の施工をしたのか。
強風の中でシートぐらい外しておけば、倒壊を防げたのではないかという
考えが頭から離れません。
4月からの楽しい小学校生活を夢見ながら亡くなった本人の無念さ。
子供の成長していく姿を見ることができなくなった、お父さんお母さん
いつも保育園の送迎をして、孫は目に入れても痛くないというほど
可愛がっていたという、お爺ちゃんの悲しみを考えると
なんにも言葉が出てきません。
せめて事故を起こした元請け、施工会社の経営者には
遺族に対し、シッカリと誠意を持って補償にあたってもらいたいと
思います。